第27回 何でもできるお店はお客様に選ばれません(1)

1998年から2005年にかけてテレビ東京で「愛の貧乏脱出大作戦」という番組がありました。

みのもんたさんが司会を務める番組です。

 

売上が伸びず、どん底の状態の飲食店店主が依頼者として番組に助けを求めます。

その業界の達人が依頼者を叩き直して大成功するというドキュメンタリー番組です。

 

何度も見ていると分かるのですが、

依頼者のお店には共通している事がありました。

 

メニューに大きな問題があるのです。

 

成功できない店のメニューに関する共通点。

 

何だか分かりますか?



 

それはメニューが明らかに多いということです。

 

 

ありますよね?

やたらとメニューの多い飲食店。

 

その番組にどん底状態のラーメン屋さんが出るたびに、

なぜかしょうゆ・みそ・しお・とんこつ・・・と様々なラーメンがメニューにのっているのです。

 

「うちのウリはどんなラーメンでも食べられるってこと!」



これだけ創意工夫をこらした美味しいラーメン屋さんが日本中にあるのに、

色んな種類のラーメンを提供するラーメン屋さんが、

他店よりも美味しいなんてことがあり得るのでしょうか?

 

ラーメン屋さんに限った話ではありません。

ジャンルを問わずメニューの多いお店にはまず期待できません。

 

メニューの多い店は自分の腕に自信が無いのでしょう。

 

自信が無い故に、

「何でも食べられる」事がお客様の心をつかむ手段である

という誤った結論を導いているに過ぎないのす。

 

もちろん、大規模な飲食店であればそれぞれの専門の料理人がいます。

また、チェーン店やファミリーレストランなどは、「何でも食べられる」ことをウリにしています。

飲食店に限らず、小売店でもドンキホーテやコンビニも「何でもある」ことをウリにしています。

 

しかし、これは個人事業主や中小企業には有効な手段ではありません。

本来「何でもできる」というのは数の勝負ができる大手の得意とする手法です。

 



くらしのマーケットでも同じ事が言えます。

 

皆さんの強みは専門性です。

お客様はその道のプロフェッショナルを求めてくらしのマーケットにきています。

お客様が専門性を求めているのに「何でもできる」ではお客様に選ばれません。

くらしのマーケットで「何でもできる」をウリにできるのは便利屋さんだけです。

 

「何ができるのか」を明確にすることがお客様に選ばれる秘訣です。

 

つまり、「何でもできる」というのは「何もできない」というのと同じなのです。

 

 

貴方のお店ページは大丈夫ですか?

店舗概要やキャッチコピーに「何でもできる」と書いていませんか?

 

「何でもできる」と書いている方は今すぐ、

その表現をやめてお店のウリを具体的に書きましょう。

 

貴方には貴方にしか出来ない強みがあるはずです。

それをお客様が理解できるように明確に伝えるのです。

 

売上を伸ばすために、お客様に選ばれるお店ページを作りましょう。

 

続きはコチラ第28回 何でもできるお店はお客様(2)

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