第28回 何でもできるお店はお客様に選ばれません(2)

前回の続きです。

 

仮にその道のプロフェッショナルで本当に「何でもできる」とします。

 

しかし、そもそも「何でもできる」ことをうたい文句にして

お客様の心をつかむ事はできるのでしょうか?

 

私はその番組を見て以来、必要以上に多くの種類を提供するラーメン屋さんにはなるべく入らないようにしています。

仕方なくメニューの多い店に入った場合も、「自慢のメニューはなんですか?」と聞くようにしています。

ここで、自慢のメニューがあるなら良いのです。

でも、「そうですねぇ、ウチは何でも美味しいです!」と言われると選びようがありません。

 

マニュアル化されたチェーン店なら「何でも美味しいです!」と言う他無いのでしょう。

誰が作っても味が変わらないレシピが完成されているのですから。

 

しかし、店主が腕をふるう店で「何でも美味しいです!」というのはどうなのでしょうか。

作っている本人が何が一番美味しいのか一番分かっているはずじゃないですか。

 

客にも好みがあるから、それを意識して「何でも美味しいです!」ということなのでしょうか?

 

そうであれば「野菜がお好きでしたらコチラで、豚肉がお好きでしたらコチラです!」というように、客側にメニュー選びのヒントを与えてくれたら嬉しいですよね。

客はメニューを選ぶ時にそれがどんな味なのか想像できないのですから、

お店からの説明が欲しいのです。


        

 

 

くらしのマーケットでも同じ事が言えます。

 

「何でもできる」というのは「何もできない」というのと同じです。

 

メニューを選ぶのが難しければお客様は予約をしません。

サービスメニューで「何でもできる」という記述はやめて、

「何ができるのか」を具体的に伝えましょう。

お客様はサービス内容の説明が無ければ選ぶ事ができません。

メニュー選びがギャンブルであって良いはずがありません。

 

貴方は貴方の業界の専門家です。

専門家だからできる技術やサービスがあります。

それをお客様に分かるように伝えましょう。

 

貴方のお店のサービスメニューはサービスの内容が明確になっていますか?

 

お客様が安心して予約をできるサービスメニューを目指しましょう。

 

<まとめ>

・「何でもできる」は具体性の無い言葉なので「何もできない」のと同じ。

・お客様は専門的なお店やサービスを求めているので、

 お店ページの店舗概要やキャッチコピー、サービスメニューに「何でもできる」とは書かない。

・「何ができるのか」をサービスメニューで明確に伝えることでお客様は安心して予約ができる。

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