第35回 価格は誰が決めるのか?(1)

<価格とは?>

皆さん、サービスの料金を決めるのに苦労していませんか?

 

これから「価格」について考えましょう。



「価格とは何でしょうか?」と聞かれたら何と答えますか?

 

「価格」を辞書で調べると

「商品の価値を貨幣で表したもの。値段。」とあります。

 

くらしのマーケットでは料金という言い方をしますね。

 

「料金」を辞書で調べると

「何かを使用または利用したことに対して払う金銭。」とあります。

 

サービスについての価格が料金なので、

価格は料金の意味を含んだより広義な言葉です。

 

今回は経済学的に価格の決め方をみてゆきますので、

「料金」ではなく「価格」という言葉を使って説明してゆきます。



では、価格の決め方をみてゆきましょう!

 

まず、貴方に質問です。

同じ重さの「金(ゴールド)」と「水(ウォーター)」はどちらの価格が高いですか?

 

間違いなく「金」ですね!



では、次の質問です。

人間が生きてゆく上で「金」と「水」はどちらが重要でしょうか?

 

これは「水」ですね。「水」は誰もが必要とします。

「金」はあった方が嬉しいけど、無くても困りません。



では、なぜ生活に必要不可欠な「水」よりも、

生きてゆく上で必要でない「金」の方が価格が高いのでしょうか?



この質問に答えるには、「需要と供給の関係」を知らなければなりません。

 

 

<需要と供給の関係>

需要とは「買い手(需要者)がある商品を買いたいと思うこと」です。

供給とは「売り手(供給者)がある商品を売りたいと思うこと」です。



貴方は今、100人の旅行者と砂漠にいます。暑くて喉がカラカラ。

今にも死んでしまいそうです。

 

そこにラクダに乗った行商がやってきました。

「水はいらんかねー!1リットル10,000円!10リットルしかないよ!」

 

貴方はきっとこう言うでしょう。

買った!金はいくらでも払う!

 

100人が殺到するので価格は釣り上がってゆきます。

 

当たり前ですね。

これは、大きい需要に対して、供給がとても小さかったからです。



       

今度は貴方はたった一人で美味しい湧き水の溢れる清流にいます。

美味しいのでゴクゴク飲んでいてお腹がいっぱいです。

 

そこにラクダに乗った行商がやってきました。

「水はいらんかねー!1リットル1円!ラクダ100頭連れてきたから水はいくらでもあるよ!」

 

貴方はきっとこう言うでしょう。

臭いっ!ラクダ臭い!



当たり前ですね。

これは、小さい需要に対して、供給がとても大きいためです。

 

つまり、価格は商品の「希少性」を表しているのです。

希少性が高いというのは価値が高いということです。

サービスに置き換えれば、他には無い価値あるサービスとなります。

 

「金」は「水」より価値が高い。

だから、「金」は「水」より価格が高いのです。

続きは次回に!

 

続きはコチラ⇒第36回 価格は誰が決めるのか?(2) 

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