第48回 【歴史】戦国マーケティングに学ぶ!

<伊達政宗の場合>

文禄元年、豊富秀吉は京で朝鮮出兵の出陣式をおこないました。

出陣式では前田、徳川などの大大名が立派な行進をおこないます。

ひと目見ようと多くの見物人が集まります。

徳川軍が通り過ぎるころ人々の歓声はどよめきに変わりました。

伊達軍が現れたからです。

秀吉をはじめ、見物に来ていた京の人々は大歓声をあげました。

なぜなら伊達軍の豪華絢爛ないでたちがあまりにも見事だったからです。

 

紺地に金の日の丸の幟が30本。

足軽は金色のとんがり笠をかぶり、銀箔の太刀を腰に付けています。

騎馬隊の武者は全員黒鎧を身に付け、馬鎧は虎、豹、熊や孔雀の羽で作ってありました。

 

京の人々から「さすがは伊達様だ。伊達者だ!」と喝采を浴びせる声があがったそうです。

 

ただ派手だから話題になったのでは無く、京の人々にも認められるほどセンスも良かったのでしょう。


(出典:http://blogs.yahoo.co.jp/bgytw146)

<なぜ政宗は豪華絢爛ないでたちにしたのか?>

このいでたちの裏には人の心をつかむ政宗の戦略がありました。

 

1.他の武将とは違うことをアピールする=差別化

⇒前田、徳川などの大大名が集まる中、伊達政宗の存在を認知してもらうためには工夫が必要でした。そこで、人々の目に留まるいでたちに揃えたのです。

 このエピソードは「伊達男」の語源の一つとも言われています。



2.秀吉の好みを分析して、朝鮮への派遣を見送らせる=ターゲティング 

豪華絢爛な伊達軍を失いたくなかった秀吉は伊達軍を朝鮮には送ろうとしませんでした。

 秀吉は政宗を佐賀の名護屋城待機として自分の近くに置きました。

 (最終的には送られるが後衛部隊だったので本格的な戦闘経験は無し)

 

こうした政宗の対秀吉線戦略が功を奏し朝鮮出兵による負担を最小限に抑えることに成功したのです。

※歴史上のエピソードなので諸説あります。

 

<くらしのマーケットでも活かせる故事>

このエピソードはお店ページの工夫に活かせます。

 

1.差別化

くらしのマーケットには1500店舗以上が出店しています。

その中で、貴方のお店ページはお客様の目に留まるのでしょうか?

ただ派手にして目立てば良いわけではありません。

例)★★★♡激安の殿堂♡くらマ商事♡★★★

 

奇をてらったお店ページはお客様に受け入れられません。

自分のお店にしか無いウリで他店舗との差別化を図るのです!

自分のお店のウリをお客様に分かるように伝えましょう。

お店ページで他店舗との違いをアピールするのです。



2.ターゲティング

お客様の層は絞っていますか?お客様の分析はできていますか?

お客様全員に受け入れられようとすると、お客様の当事者意識を弱めるので予約に繋がりません。

お店の特徴を確認して、どのようなお客様を対象としたサービスであるのかを再設定しましょう。

対象となるお客様の好みに合致したサービスを作成して、

お客様に貴方のお店に予約しなければならない理由を明確に伝えましょう。

 

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